こんにちは!リウマチ完治へGOのひさのです。
今日はリウマチ患者が引き起こしがちな負の感情とその対処法について書いてみたいと思います。
リウマチ患者が引き起こす負の感情:①怒り、自己嫌悪
リウマチ患者は、何らかの動作を行った時(もしくは、行おうとした時)に関節が痛む・・・と、一般的にはそういうふうに理解されていることが多いんですが、実は何もしていない状態でも慢性的に鈍い痛みやダルさが体を覆っています。
そして、この痛みが結構厄介なんですね;
何しろ、この状態が続くとメンタル面がやられてきます。
何をやるにも前向きになれなかったり、自分や他人を責めたり・・・
自分ではそうしたくないと思っていても、気がついたらそうなってしまっていて、最終的には自己嫌悪に陥るなんてこともしばしばです。
そして、こういう状態が続くと、ますます完治から遠ざかっていってしまうんですね。
こういったことも、リウマチを治すのを難しくしている原因の一つだと僕は思っています。
このブログで、何度も書いていることですが、心と体はつながっています。
宇宙の法則は絶対で、自分や他人を恨んだり、妬んだりすると、きれいに全て自分に返って来るようになっているんですね。
僕も、そういったことを理解せず、自分で自分を攻撃するという、とてつもなく馬鹿なことを長い期間やってしまっていました。
そのため、いろんな治療法を試していても、良くなったり、悪くなったりを繰り返すだけで、一行に光が見えてきませんでした。
だから、ある時「これではダメだ」と気付いて、そこから精神面を立て直すための本を読んだり、トレーニングや瞑想をしたりして、メンタルや思考を健全に保つように努めました。
その結果、今があるんですね。
リウマチ患者が引き起こす負の感情:②罪悪感
冷静に振り返って考えてみると、上記のような感情の奥には「罪悪感」があるのではないかと思います。
例えば、リウマチ患者の場合、下記のようなことで罪悪感を感じたりしがちです。
・朝起きても行動が遅い
・ペットボトルひとつ開けるのも誰かに手伝ってもらわないといけない
・回復に十分な睡眠が必要なので、いつまでも寝てしまう
・治療に何かとお金がかかる
・親らしいこと、もしくは職場での役割が果たせていない
・自分の好きなことをしていると引け目を感じる
一概に、こういったことを感じる方ばかりではないかもしれませんが、リウマチになる人の多くは、完璧主義であったり、他人と比較することが多かったり、責任感が強い人だったりするので、上記のようなことを感じる傾向は強いのではないかと思います。
ただ、こういったことを感じすぎると、無価値感や引け目ばかりに心が覆われるのでなかなか自分を解放できません。
また、こういう状態になっている自分をゆるせないと感じ出すと、だんだん他人の言動もゆるせなくなっていきます。
そうなると周りから孤立して殻に閉じこもるだけなので、とても心を浄化させるなんて無理な話なんですね。
必要以上に罪悪感を感じることは、新たな心配事を生む要因になるだけで、何の解決策にもなりません。
療養中は、しっかりとした睡眠を取ることや、プレッシャーやストレスを避け、心が解放される楽しい時間を持つということはとても重要なことです。
また、それ以外にも信頼できる機関での治療やカウンセリングも必要になってきます。
そして、当然そういったことにはある程度時間やお金はかかるものです。
でも、それらに対して、いちいち罪悪感を持っていると良くなるもの良くなりません。
だから、「健全に復活するために必要なこと」とある程度割り切った考えで、過ごすことも大事になってきます。
リウマチ患者が引き起こす負の感情の対処法
しかし、そうかと言って、居直ったり、何でも頓着せず横暴にやっていいってものではありません。
周りの人への配慮はあって然るべきです。
それが感謝です。
「リウマチで迷惑をかけている自分に対して、楽しい時間やお金を提供してくれている家族や周りの人って、なんてありがたい存在なんだろう」と思えるかどうか。
そして、心から「ありがとう」「愛してます」と相手に言えているかどうか。
こういうことを感じれるかどうか、また発信できるかどうかが大事なんですね。
「痛いんだから、しょうがないでしょ。わかってよ」と言っても、こればっかりはなったものにしかわかりません。
それでも、家族や仲間は、わからないなりにあなたに協力しているんです。
そんな相手に、
「旦那だから、協力してくれるのは当たり前。」
「お金払ってるんだから、先生は治してくれて当たり前。」
「子供だから、手伝ってくれるのは当たり前。」
「困ってるんだから、職場でも助け合うのが当たり前」・・・など。
そんな考えや横柄な態度でいると、いずれは誰も協力してくれなくなりますし、いつまで経っても病気は治りません。
そのうち愛を届けてくれる人もいなくなります。
相手も人間ですからね。思いは伝わるんです。
薬、食べ物、医者、周りの協力者・・・
そういった人・モノの全ての存在に感謝できるかどうか。
そう。
今、あるのはどれも決して当たり前ではないってことに気付くことが大事なんですね。
そして、同時に不甲斐ない自分も許す。
誰もが順風満帆な人生ではないことを理解し、今起こっていることの意味を考えてみてください。
大事なものに気づく時には、必ず困難がつきものです。
今は学びの時なんです。
これが理解できると心は落ち着き、症状は改善に向かいます。
周りに対して感謝の念が届いていれば、必要以上に罪悪感を感じる必要はありません。
完治に必要なことの中には、あなたが気付くべき秘密が必ず隠されています。
せっかくの機会ですから、これまで気付けなかったことを今じっくり感じ取ってください。
そして、それをリウマチ卒業後の人生に生かす。
引いては、それが人のため自分のためといった恩返しにもなりますからね。
是非、リウマチからいっぱい学んでください。
あなたの病が1日でも早く良くなることを心より祈っています。
一緒に頑張りましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。
全く同感です。いつもありがとうございます。
Kさん、コメントありがとうございます! 嬉しいです^^
こちらこそ、いつも読んでいただき感謝しています。
これからもよろしくお願いします!