こんにちは! リウマチ完治へGOのひさのです。
今日は、リウマチの遺伝性について書いてみたいと思います。
関節リウマチの原因は遺伝なのか?またその確率は?
リウマチになった人の中には結構「リウマチは遺伝じゃないか」と思われる方がおられるようです。
実際僕もカウンセリング相談に来られた方から、「母親もリウマチなので遺伝じゃないかと思います」という声を聞きました。
思い返すと、僕自身は近しい身内にリウマチの人がいなかったので、遺伝という考えは全くありませんでした。
そこでちょっと、リウマチの遺伝性について調べてみたんです。
すると、こんな感じのことが書かれていました。
ある調査によると、リウマチ因子を持つお母さんから生まれた娘さんがリウマチを発症する可能性は約5%という結果。
またある別の調査では、関節リウマチの方の3親等以内は関節リウマチを発症する率は高く33.9%という報告がありました。
さらに、一卵性双生児の一方が関節リウマチであった場合には15~30%の確率でもう一人もリウマチであり、さらに、二卵性双生児では7%程度だとも言われています。
ん〜、これを見る限りでは何とも微妙ですね;
全く遺伝とは無関係とも言い難いですし・・・
ただ、遺伝子が全く同じな一卵性双生児でも2人ともリウマチになる確率は15〜30%しかないなので、遺伝というには結構確率は低い方なんじゃないかと思います。
お医者さんによっては、はっきりと「リウマチは遺伝ではない」と言っていますしね。
色々な研究でわかって来た事は、HLAという白血球の血液型の中でHLA-DR4というものが存在しているとリウマチになりやすいという事らしいです。
関節リウマチの家族遺伝という観点から見た治療法
また別のある調査では、家族内での発症は通常より3.6倍なりやすいと報告されています。
肉親にリウマチの患者さんがいた場合は、普通より確かになりやすいということなのですが・・・これも心配する程ではないと思います。
これはあくまで僕自身の考えですが、遺伝というのものは後天的な要素も多分にあると思うんです。
なぜかと言うと、大体各家系ごとに代々食事も似たようなものを似たようなバランスで、また似たような味付けで食べていたりしますし、親からの影響で考え方や価値観、生活習慣も似てきたりするからなんですね。
そういった要素から自然と体質も似てくると思うんです。
だから、同じような病気になる。
根本的な原因はこれじゃないか・・・そう思うんですね。
ということは、やはり考え方や生活習慣を変えたり、食生活を改善したりするというのは病気を治す上で、とても重要になってくるんですね。
僕の場合もそうでしたが、基本は医師の処方する薬を飲みながら、代替医療も施し、その上に考え方(精神面)や食生活の改善をする・・・これが一番効果的な治療法だと思います。
関節リウマチの遺伝という不安を解消する捉え方
批判を覚悟で言うと、僕個人はリウマチに限らず病気が遺伝かどうかなんてどうでもいいんじゃないかと思ってるんです。
そんなことより、それを解決(治す)ことを考える方が大事なわけで・・・
「遺伝だからしょうがない」とか「親が悪い」とか言って、諦めたり嘆いたりしても病状が良くなるわけじゃないですしね。
元々他の人より病気になりやすいという傾向があったとしても、それを嘆くのではなく受け入れる。
そして、「じゃあ、どうする?(どうしたい?)」って考えて、自分なりに治療法や生き方を選んで取り組んでいく。
その結果、治ったり、有意義な人生を送ったりっていうものが待っていると思うんです。
人は自分の人生を選んで生まれてくると言います。
親も体も環境も、そこで体験できることを学ぶために全て選んで生まれてくる。
だから、
「病気自身は自分への課題。」
僕は療養中、そういった意識で関わってきました。
心が折れそうな時もありましたが、今思えば治るまでの過程で考えることや取り組み自身がとても自分の人生に重要な意味を持っていたと思っています。
自分以外に原因を持っていっても、どうしようもありません。
子供への遺伝を心配してもしょうがありません。
自分はどうなりたいのか? どういう生き方がしたいのか?
リウマチが意味するものは何なのか?
今の自分の何を改善すべきか?
是非、そういったところに焦点を当ててリウマチと接してみてください。
それがひいては将来の子供への対処や希望となりますし、何よりそうすることで、きっとあなた自身もリウマチからたくさんの大事なことを発見することができると思いますよ。
と言うことで、今回はリウマチの遺伝性について書いてみました。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
あなたの病が1日でも早く良くなることを心より祈っています。
一緒に頑張りましょう!
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。