こんにちは! リウマチ完治へGOのひさのです。
今日は、関節リウマチによる指の変形や痛み、腫れを防ぐ方法について書いてみたいと思います。
関節リウマチで指が変形する原理
ひとたびリウマチの診断が下り、痛みや炎症が悪化してくると「骨が変形するかもしれない」という恐怖が湧いてきます。
いろんな写真に示されるように、リウマチがひどくなると通常ではありえないような形に手や足の指が変形してしまします。
写真は有名な画家のルノアールですが、見てわかる通り彼も晩年はリウマチで指がいびつに変形していました。
では、なぜこのような変形が起こるのでしょう?
それは、関節の中にある滑膜という組織が腫れるからだといわれています。
滑膜の腫れが長く続くと靭帯などが伸びきってしまうため、関節を安定させられなくなり、そこに骨の破壊が進むことで変形が起こるんですね。
関節リウマチによる指の変形を防ぐ方法
指は一度変形してしまうと、手術するしか形は元に戻せません。
ただ、手術して形は戻っても、完璧に元どおり動く確証はありません。
だから、一番いいのは変形しないように事前に防ぐことです。
変形は、関節が長期に腫れることが原因なので、腫れの元になる要素を排除すること・・・これが重要になってきます。
そのためには以下のことをオススメします!
1)無理な断薬はしない
2)ストレス(怒りや悲しみ)を溜め込まない
3)炎症の元になる食品を極力口にしない
4)思い切った休養を取る
5)信頼できる機関で治療を受ける
まず、無理な弾薬はやめた方がいいです。
僕自身も経験がありますが、「薬は悪いもの」と決め付けて強引に断薬すると一気に身体中の関節が痛みだし、猛烈に腫れ上がります。
断薬するには、手順があります。
食生活とメンタルの改善ができた上でないと、スムーズに断薬することはできません。
断薬を目指すなら、まずはそちらから取り掛かるようにしましょう。
また、怒りや悲しみを抱え込んだ時にも腫れが著しく出がちです。
不思議なことにリウマチは人を憎んだり恨んだりすると、それが激しく痛みとして現れます。
一刻も早く、こういった感情を手放すことが大事です。
そういった感情をいかに正しく浄化することができるか・・・それができるようになるまで病状は続き、それらが綺麗になくなると病状も劇的に改善します。
他にも、人によっては食生活を改める必要もあるでしょう。
食べ物にはリウマチの痛みを増殖させるものがあります。
そういったものを普段から極力避ける。
特に、腫れが続いている時は徹底した方がいいと思います。
こういったことは以前にもこのブログで書いているので、詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
関節リウマチによる痛みや腫れを抑える効果的な解消法
どんな病気でもそうですが、ちょっと様子がおかしいなと感じたら、どれだけ早期に対応できるかが悪化を防ぐ上でのポイントとなります。
そういう意味でも、まず自分で体に異変を感じたら、早い段階で思い切って休養を取ることです。
いろんな理由をつけて休養を取らない人がいますが、本当にそれほど大事なことなのか今一度考えてみてはいかがでしょうか?
僕もなかなか休養を取らないタイプだったんですが、大体そう言った場合つまらない感情がネックになっていたりするもんなんです。
大体、そういった価値観で生きていることがリウマチの発症につながっている場合も少なくないのでこの気に改めて考えてみるのもいいと思います。
人生は長いですからね。
あと、腫れや変形の兆候が出てきたら、できるだけ早く信頼できる機関で治療を受けましょう。
僕は、大阪の鍼治療院「一鍼堂(いっしんどう)」のおかげでかなり助けられました。
図のように左手薬指の根本が膨らみ変形の予兆が出たような時も、短期間に集中して通うことで綺麗に元通り。
こんな感じで、指が腫れて変形の兆しが出たら、毎回すぐに診てもらうようにしていました。
そのおかげで数回の治療で腫れが治り、変形することなくリウマチを卒業することができたんですね。
一鍼堂は技術の高い医師が揃い、他の鍼治療院とは違ったアプローチで施術してくれる貴重な治療院です。
全国から患者さんが来られていますし、リウマチの完治例も豊富で実績があり信頼できるのでオススメですよ!
また、西洋医学でも今は生物学的製剤を使用することで腫れている関節をなくす治療をしています。
「薬で治したい」といった方は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
とにかく、悔いのないよう早期の対応を心がけることだけは徹底してくださいね。
関節リウマチにおける指の変形を予防する装具
最後に、関節リウマチによる指の変形予防には「母指装具」や「尺側偏位予防防具」といった装置を使う方法もあります。
装具療法の目的としては、下記の通りです。
①疼痛の軽減
②関節機能の代償
③変形の予防
こういった装具は既製のものからオーダーメイドまでいろいろあるそうです。
気になる人は医師に相談してみましょう。
変形は関節の腫れが長引くことから発生します。
痛みが伴わなくても、腫れが長引くと変形が起こります。
また、変形は早い速度で進むことがあります。
「腫れが続いてる」「関節が熱を持っている」「痛みが激しい」といった時には、できる限り早く対応する・・・これを徹底するようにしてくださいね。
ということで、今日は関節リウマチによる指の変形や痛み、腫れを防ぐ方法について書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
余談ですが、ルノアールは指が変形したにもかかわらず、そんな手でもとんでもなく素晴らしい絵を描いています。
これを見ると、人の力、想いというのはすごいものだなと改めて感動します。
やはり、何事も諦めたらダメですね。
僕もどんな境遇にあっても、周りに勇気と希望を与える・・・そういった存在でいたいと思います^^
では、あなたの病が一日でも早く良くなることを心より祈っています。
一緒に頑張りましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。