こんにちは!リウマチ完治へGOのひさのです。
リウマチを発症して2年目に中村司先生の書籍や渡邊千春さんの書籍に出会い、それに激しく共感したので、そこからは意識してメンタル面(考え方・精神面)や食事の改善に取り組むことにしました。
ただ、それらの書籍を読んだ時に、実はもう一つ気になることがあったんです。
それは、薬を飲まずに治す(断薬)ということでした。
ということで、今回はその断薬について書いてみようと思います。
(注 長くなるので、2回に分けて書きますね)
リウマチの薬をやめる前に|薬ってどういうものなのか?
薬というものは、健康な人は飲みません。
何かしらの病や故障のある人だけが飲みます。
なぜなら、痛みを止めたり、悪化を遅らせたりといったありがたい点だけでなく、副作用というリスクもあるからです。
この副作用が結構厄介で、体を弱らせたり、他の病気を併発したりする可能性を持っています。
だから、できれば飲まない方がいいんですね。
また、本来薬というのは、体をできるだけ楽な状態にするために活用します。
心と体を安定(楽に)させ、その間に人間本来が持っている自然治癒力を使って病を治す・・・これがベースになっています。
つまり、病を治すのは実は自然治癒力の力が大きく、決して薬の力だけで治っているのではないということなんですね。
リウマチの薬をやめる前に|痛みの正体とは?
他にも、痛み止めは痛みをやわらげる効果の裏側で、自然治癒力本来の働きを少し遅らせてしまうという働きもあります。
実は、元々僕たちが痛み(不調)を感じるというのは、自然治癒力が正常に働いている証拠でもあるんですね。
たとえば、風邪を引いた時には熱が出ますよね。
あれも体温を上げることで体内のウィルスや菌をやっつけようと、自然治癒力が自動的に働いているからなんです。
リウマチでも、痛みを感じる時は血液改善ホルモン(プロスタグランジン)といったものが細胞の修復を助ける働きをしています。
そして、治すための行動を促すために、いち早く脳に知らせようと信号を送ります。
脳に「火事の現場はここですよ。早くもっと多くの救援をお願いします!」と連絡しているんですね。
その結果、たくさんの応援部隊が来て、みんなで治癒する・・・こういった一連の行動が「痛み」という表現で体にあらわれているんです。
ケガをした時も同様、「ここに損傷が出ています。救援頼む!」という信号が脳に送られて、そこから自然治癒力を発揮させ、修復させていきます。
つまり、簡単に言うと「治癒の工程=痛み」となっているわけです。
OKですか?
だから、「痛み」を感じるというのは健全に自然治癒力が働いている証拠でもあるんですね。
ただ、薬を使うとそういった痛みが抑えられ、楽になる分、脳へ送る信号はそれに比例して弱まります。
そのため、血液改善ホルモンの働きが抑制されるため、回復がどんどん遅れることになるんですね。
リウマチの薬をやめる前に|断薬失敗談から言えること
簡単に言うと、薬を使うと「楽になるけど、回復が遅れ、副作用の危険性もある」ということなんです。
ただ、そうは言ってもリウマチのあの激痛を一度でも味わうと、薬をやめるにはかなり勇気が要ります。
「薬は良くないとわかっていても、怖くてやめられない」
これが本音ではないでしょうか。
実は、何を隠そう僕は以前、誤った認識で断薬をして大失敗したことがあります。
本を読んで表面上だけで感銘を受け、「うぉ~っし、断薬やるべ!」と意気込んでトライしたんですが、ものの見事に全身激痛にみまわれて撃沈。
3日で断念しました;
もう、体中ボロボロ。
手は赤紫に腫れ上がり、布団から起き上がれなくなって、エゲツない状態になりました。
数日間、日常生活も困難になったので、恥ずかしながらAmazonで紙おむつを発注した次第です;
どうも、こういう根性モノが好きみたいなんですね。全く(_ _)
ほんま、アホです。
こういったことをふまえた上で、
僕の経験からいうと、断薬を成功させるには順序(段階)があります。
それを無視してやっても、なかなかうまくいかないと思います。
自己判断での断薬は危険。
根性モノでのトライなどはもってのほかです^^;
(断薬が理想と推奨している本にはくれぐれも注意してください。やたらと薬を批判する人の意見にも注意が必要です。浅はかな判断での断薬は絶対やめましょう。いくら書物に書いてあるからと希望に燃えるのもいいですが、正直中にはビジネスが絡んでいるものもあるので、ちゃんと著者の意図を読みとることも大事です)
薬は理解や付き合い方を間違うと、依存が進行して永遠にやめられなくなったり、完治を遅らせたりします。
しかし、無理に断薬すると症状を悪化させ、治るのを長引かせたり、時に大ケガの元になりかねません。
(それに、日常生活の楽にしてくれ、精神的にも安らぎをくれている薬の大きな役割を無視してはいけないでしょう。)
まずは、これをしっかり頭に入れること。
そして、しっかり地に足をつけてから、順序良く取り組む・・・ここからスタートした方がいいと思います。
では、スムーズに減薬・断薬するにはどう取り組めばいいのか・・・
ということですが、それは長くなるので次回に書いてみたいと思います。
よかったら、また見てくださいね。
一緒に頑張りましょう!
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。
いつもメルマガありがとうございます。
私も6年前までリウマチの薬を飲んでいました。ブログの内容のすべてに共感できます。
私もリウマチをやめるために必死で色々調べました。
ブログの中には私が知らない情報もあり、大変勉強になります。今は、薬を飲まなくても痛みやこわばりもなく、畑仕事のような力仕事ができるまでになりました。油断して再発しないように、ブログを読んでリウマチをやめようと決心した当時を忘れないようにしています。
Yasuさん、コメントありがとうございます!
こんなブログでも読んでくれている人いるのかなぁと思いながら毎日更新しているので、こんな風にコメントをいただけるとめちゃくちゃ嬉しいです^^
リウマチも無事卒業されたみたいで、素晴らしいです。 仲間がいてくれるだけで心強いです。
僕も治ってからは「喉元過ぎれば熱さ忘れる」にならないように気を付けていましたが、やっぱりややもすると忘れがちになるんですよね;
だから、このブログを書くようになって実は一番役立っているのは自分なんじゃないかなって思っています。
いつも乱文で読みにくいことが多々あると思いますが、これに懲りずまた読んでもらえたら嬉しいです。 これからもよろしくお願いします!
こんにちは。このようにためになるブログをありがとうございます。再発後からのリウマチがひどく奮闘しているので、時間があるといつも読んでします。読んで感動してそして理解した気になっても、時間がたつと内容を忘れてしますので、何度も読んで落とし込んでいます。ヒサノさんは、ステロイドはお使いになりましたか?この減量ができない限り断薬もできない感じがしまして悩ましいです。そしてステロイドを使用しているのにも関わらず薬が効かなくなってきていると、なぜ炎症が治まらないのか?とますます不安が募るばかりです。