リウマチの痛みをとる方法は、これまでにもいろんなページで書いてきましたが、今日はこれまでの総集編として、まとめて整理してみたいと思います。
(ちょっと長くなりますが、重要なことなのでよかったら最後まで読んでくださいね)
Contents
リウマチの痛みが発生するパターン
リウマチの療養中に僕が痛みを感じる時は、大体決まったパターンがありました。
それは、以下のよう時です。
① | 体が冷えている時 |
---|---|
② | 便秘気味な時 |
③ | 特定の食べ物を食べた時 |
④ | 睡眠不足 |
⑤ | ストレスやプレッシャーを感じる時 |
⑥ | 不安や怒りがある時 |
これ以外にも気圧や天候、また月の加減なども多少影響しましたが、それらは自分たちではどうしようもないことなので、ここでは省きました。
ただ、上記のように原因がわかってくると対処の仕方も見えてきます。
では、痛みを取り除くには具体的にどういった方法がいいのか、順番に書いていくことにしましょう。
リウマチの痛みをとる方法 ①体を温める
まず、体が冷えるとリウマチの痛みは増します。
だから、いろんな方法で体を温める工夫が必要です。
服装や室内温度の調整、寝る時の格好はもちろん、入浴や温熱機器の使用、そして食事など、体を温める方法はいくつもあります。
それらを上手く日常に取り込む・・・そうすることで、痛みを最小限に抑え込むことが可能となるんですね。
たとえば、リウマチの人は夏場より気温の下がる冬場に体調を崩しやすくなる傾向にありますが、夏場であってもクーラーで冷えた環境に長く居たり、体を冷やすものを摂取しすぎたりすると体調は崩れるので注意が必要となります。
そういった時に備えて、外出時には薄手の羽織るものや汗をかいた時用の着替えのシャツなどは、随時準備しておいた方がいいでしょう。
また、睡眠時は首や肩が布団から出たままなので、冬場などはその部分だけが朝起きたら冷えて痛くなるといったこともありました。
そういった対策として、僕はよくネックウォーマーをしたまま寝たりしていました。
同様に、手や足が冷えて痛いという人なら、手袋や靴下を履いたまま寝てもいいと思いますよ。
他には、室内温度もエアコンはつけたり消したりした方が電気代も高くなるので、僕は冬場はずっとつけっぱなしにしてました。
多少光熱費が高くなっても、痛みがひどくなるよりはマシでしたからね。
あと、温泉やスーパー銭湯で体を温めてのんびり過ごすのも効果的でしたし、温熱パッドやカイロなどで患部を集中的に温める方法も痛みを大幅にやわらげることができます。
また、アルミホイルを患部に巻き付ける方法も、思いのほか温かくなるので痛みが和らぎましたね。(アルミホイルは熱伝導が早く、熱が逃げないので温かいんです)
そして、食事も体が温まるものを選んで食べる。
これもとても重要。
野菜ひとつとっても秋冬物の旬の野菜は体温を上げてくれる働きがあるので、そういったものを意識して食べることも痛みをやわらげる上ではとても効果的なので、是非試してみてもらえたらなと思います。
・室内温度を冷やし過ぎない
・外出時も体温が調節できる服装を用意する
・睡眠時も体を冷やさないように気を付ける
・入浴、半身浴は効果的
・温熱機器を利用する
・体を温める食事をする
リウマチの痛みをとる方法 ②腸内環境を改善する(便秘をなくす)
次に、腸内環境を良くしておくことも、リウマチの痛みをとる上ではとても重要です。
便秘になると、如実に関節に痛みが出てきますからね。
だから、僕は毎日が快便になるように食べ物にもある程度気を遣ってました。
よく話題に上がる乳酸菌や食物繊維が多く含まれる食品をバランスよく摂取する・・・当時は、こういったことに重点をおいていましたね。
ちなみに、乳酸菌ってすごいたくさんの種類があるって知ってましたか?
実は、現在380種類以上に分類されていて、株を含めるとさらに多種多様になるんだそうです。
だから、ヨーグルトなどでも自分に合うもの合わないものがあるみたいなので、流行に流されずいろいろなものを試すことも重要なんですね。
食べ物では、キムチが圧倒的に乳酸菌が豊富に含まれている(ヨーグルトの20万倍ともいわれる)ので、好きな人は毎日少しづつ摂取するのがおススメ。
僕は納豆やめかぶ、長芋などにキムチを混ぜてよく食べてました。
あと、ヨーグルト関係は、僕は毎日ヤクルトを飲んでましたね。
以前、ヤクルト本社で社員に販売研修をする際に、事前にヤクルトの商品について講習を受けたことがあったんですが、そこでとても感銘を受けたんです。
さすが乳酸菌専門に80年やってきている会社だけあって、素晴らしい商品内容に感動させられました。(薬事法があるので、「○○が治る」とは書けませんが、僕がこれまで考えていたよりはるかにすごい製品でした)
あれから2年間毎日続けて飲んでますが、おかげで今では風邪もこじらせることなく過ごせています。
他にも、素焼きミックスナッツや良質な黒ニンニク、雑穀米などをよく摂取していましたし、野菜も熱を加えると繊維質が崩れてしまいがちなので、できるだけ生野菜を食べるようにしていましたね。
そうすると、ある時・・・大量の宿便が出たんです。
もう、ビックリしましたよ。
その後はすごく体が快適で、とても軽くなった感じがしたのを今でも覚えています。
まあ、いろいろ書きましたが、あまり難しく考えず、とにかく毎日快便を出す・・・そこに意識を向けてみるといいと思います^^
必要以上に神経質になる必要はありませんからね。
便秘になると関節に痛みが出るし、そもそも「便秘は万病のもと」とも言われるので、他の病気を併発させないためにも、食べることを楽しみながら気楽に日常的に取り組んでみることをおススメします。
※便秘の原因は食べ物だけでなく、ストレスも大いに関係しているそうです。ストレスにより、気の流れが止まるため、便秘になるそうなので、なかなか便秘が改善できない人は、そういったことも少し注意してみてくださいね。
・毎日が快便になるように心がける
・乳酸菌や食物繊維の多いものを摂取する
・いろいろ試しながら、自分の体に合ったものを見つける
リウマチの痛みをとる方法 ③痛みが増す食べ物を事前に避ける
次は、痛みが増す食べ物を避けるという点についてお話しましょう。
僕はある一定の食べ物を摂取し続けると関節の痛みが増していることを、発症してから1年くらい経った時に気付きました。
本やネットから得た知識と自分の体験が一致しだしたんですね。
それからは、できるだけそれらを口にしないように気をつけました。
いろいろとリウマチの本を読むようになってわかったことなんですが、一般的にリウマチの痛みが増すと言われている主な食べ物には以下のようなものがあります。
① | 砂糖関連の食べ物全般 |
---|---|
② | 油物 |
③ | レトルト食品、スナック菓子全般 |
④ | 乳製品 |
⑤ | カフェイン、アルコール系 |
⑥ | 小麦粉製品 |
⑦ | 添加物を含む食品 |
(これら以外にも、ナス系の野菜も人によって痛みが出るとも言われています)
僕の場合は、コーヒー、チョコレート系、スナック菓子は、食べたあと比較的痛みが明確に出たのでわかりやすかったですね。
一度などは、缶コーヒーをもらって飲んだら、次の日からめちゃくちゃ体調が悪くなってビックリしたことがありました。
ただ、そういったハッキリわかるもの以外はちょっと慣れてこないと「あれが原因だ」って、なかなか特定するのは難しいんですね;
もちろん、個人差もあるので「何を食べてもへっちゃら」って人もいますし、食べて痛みがすぐ出るものや数日経たないと痛みが出ないものもあるので、こういったことはホントこまめに個人個人で注意するしかないんです。
でも、これが自分でわかるようになると地雷を踏まずに済むので、便利なことは間違いありません。
僕は上記に書かれた食べ物は好きなものばかりだったので、最初に知った時は「これらが一生食べられないのか」とガッカリしていましたが、冷静に試していくと自分なりの抜け道をいろいろと見つけることができました。
たとえば、全般的に砂糖関係の食品はダメでも、和菓子系は意外と痛みが出ないというのがわかったので、甘いものが欲しい時はどら焼きやあんみつなどを食べてましたし、小麦粉製品に関しては特に痛みが出なかったのでパンは毎日普通に食べてました。
また、レトルトも添加物の少ないカレーなどはOKでしたし、月に一度の軽い付き合い程度のビールならたいして問題はありませんでした。
こんな具合に、いろいろ実験していくと自分は何がダメで何が大丈夫なのかというのがわかるようになってくるんですね。
こうなると、特に食べ物に不憫を感じることなく暮らすことができました。
まあ、上記の食品でもすべて金輪際一切口にするのをやめるっていうのではなく、デッドポイントとなる食品(僕で言う缶コーヒーみたいなもの)以外は頻度を減らすという意識で問題ないので、これも神経質になり過ぎない程度に取り組むのがよいと思います。
神経質になり過ぎると、食べるものがなくなってしまいますし、ストレスも溜まるので要注意。
食べ物に関しては「7割くらいできていればOK」くらいの気持ちで楽に取り組むようにしてくださいね。
・自分にとってデッドポイントになる食品は避ける
・一般的に言われる、痛みが出る食品を参考に自分なりの抜け道を探ってみる
・神経質になり過ぎると逆効果になるので注意
リウマチの痛みをとる方法 ④言葉の持つ力を利用する
4つ目は、「言葉の力を利用する」という方法です。
リウマチ患者はみんな、朝が大変と感じていると思います。
慢性的な体のだるさや関節の痛みで、起きるのも大変な上に起きてからの動作も一苦労;
だから、何をするにもすごく時間がかかってしまいます。
そして、ふと時計を見るとまだ何もできてないのに時間だけが大幅に経過していることに愕然とし、自己嫌悪に陥る・・・こういった魔のスパイラルにハマっている人が少なくないのではないかと思います。
そんな人に、とっておきのいい方法があります。
それは、天国言葉を唱えてみることです。
僕は目覚めて「指が曲がらない」、「肩が痛い」、「腰が痛い」といった時は、起き上がる前に「ツイてる、ツイてる」と布団の中で何十回も唱えてました。
声を出してもいいし、心の中で唱えるだけでも構いません。
実際、全然ツイてなくてもいいんです(笑)
しばらくそう唱え続けると、不思議なことにどんどん関節が曲がるようになるんですね。(これ、マジでおススメです。やってみてください)
以前も書きましたが、斎藤一人さんの本で知った「天国言葉」を使うと、人は良い波動が出て、その影響で体の状態も良くなるといわれます。
天国言葉とは、
① | ツイてる |
② | 嬉しい |
③ | 楽しい |
④ | 感謝してます |
⑤ | しあわせ |
⑥ | ありがとう |
⑦ | ゆるします |
⑧ | 愛しています |
という8つの言葉で、これらを普段からたくさん言うと幸せになれると言われいています。
ポイントは、実際心でそう思っていなくても、言うだけでいいということです。
要は言葉が先。
言っていると、だんだん現実もそうなるということなんですね。
しかし、冗談のように思われますが、実際言葉の持つ力というのは、とんでもなくすごいものなんです。
江本勝先生の「結晶物語」という本を見てみてください。
同じ水に「ありがとう」という言葉を見せるのと、「馬鹿やろう」という言葉を見せるのとでは、驚くほど水の結晶は変わってしまいます。
是非チェックしてほしい記事↓
僕たち人間の体の大半は水です。
だから、口にする言葉、聞く言葉、目にする言葉によって、実は体は大きく反応しているんです。
よく「愚痴ばかり言っていると幸せになれない」と言いますが、それもこういったことがわかれば納得できます。
とにかく、だまされたと思って今日から天国言葉をたくさん言ってみてください。
僕は寝起き以外にも、外で一人で歩いている時も心の中で「ありがとう」「ゆるします」を交互に呟きながら歩いてましたよ^^;
すると、不思議と足の痛みが少なくなって、歩きやすくなっていくんですね。
にわかには信じがたいかもしれませんが、今すぐタダでできる方法・・・こういうことを素直にすぐパッとできるかどうか。
そういうことも、リウマチ改善にはとても重要な要素ですからね。
是非、試してみてください。
・朝目覚めた時に天国言葉をつぶやく
・普段から愚痴を言わない
・心で思っていなくてもいいから、まずいい言葉を使う
リウマチの痛みをとる方法 ⑤十分な睡眠をとる
さて、5つ目は十分な睡眠をとるということです。
これもリウマチの痛みを取るには、とても有効です。
僕は、ある病院で診てもらう中で睡眠の重要性を改めて知ることになりました。
先生いわく、「リウマチを改善するには質の良い深い眠りが必須。健全な人よりも1時間多めに寝るくらいがいいですよ」ということなんですが、実際質の良い眠りができたあとは全然体の調子が違いました。
それが身に染みてわかったのは、僕が「睡眠時無呼吸症候群」だったからです。
ストレスを抱えやすいリウマチの人にも多いそうですが、検査で調べてもらうとまさにそうで、寝ている間に時々呼吸が止まっているので、その分普通の人よりかなり眠りも浅く、睡眠時間も短いということでした。
そこから、寝るときは毎回専用の器具をつけて寝るようになったんですが・・・これがもう最高で、今までとは全然違う。
ビックリするほど、眠りが深く、また長く眠れるんですね。
おかげで朝起きた時の力の入り具合や疲れの取れ具合、そして関節の状態が全然違ったものになりました。
通常、健全な人間に必要とされる睡眠時間は、下記に示されるくらいと言われています。
赤ちゃん・・・13~14時間
10歳以下・・・8~9時間
10代・・・7.5~8時間
20代・・・7時間
30~40代・・・6.5~7時間
50~60代・・・6時間
で、病気(リウマチ)の場合は、これよりまだ1時間以上多めに睡眠をとる方が良いと言われているんですね。
50代の僕なら、7時間以上という具合に。
まあ、それまでは大体平均4~5時間程度だったので、7時間寝るのは慣れるまで大変でしたが・・・^^;
でも、実際7時間寝るようになったら、痛みも感じることなく、どんどん体の調子は良くなっていきました。
ただ、これは何も睡眠時無呼吸症候群だからというわけではなく、当然そうでない人も良い睡眠を長くとると体の調子は断然良くなっていきます。
痛みもなくなるし、だるさもない。その上、力がみなぎってくる。
昼間でも疲れたり、痛みがある時はちょっと昼寝するだけで随分状態はマシになりますからね。
やっぱり、リウマチ患者に睡眠は重要です。
残念ながら日本は世界的に見ても、睡眠時間はワースト1位で、睡眠に対しての意識が低い民族なんですが、リウマチの人はそういった価値感から抜け出してガッツリ睡眠をとるようにすることをおススメします。
・毎日質の良い睡眠をとるように心がける
・疲れている時は無理せず昼寝もする
・リウマチ患者は平均より1時間多めに寝るようにする
・睡眠時無呼吸症候群の疑いがある人は早めに検査して対応する
リウマチの痛みをとる方法 ⑥ストレスの根源から距離を置く
6つ目は、「ストレスの根源から距離を置く」です。
これはかなり大きなポイントです。
実際、それが仕事や身内にあって困難な人もいるかも知れませんが、そういった場合であってもできるだけ工夫して、ストレスを抱えないように距離を置く方がいいでしょう。
リウマチになりやすい人の傾向として、よく言われるのは
① | 完璧主義、潔癖主義 |
---|---|
② | 自己犠牲心が強い人 |
③ | 生真面目、責任感の強い人 |
④ | 他人との比較、競争主義 |
⑤ | 他人を恨んだり、妬んだりする人 |
といったものがあります。
どれもちょっと頑張り屋さんであったり、真面目過ぎることからそういう性質が形成されていると思うのですが、こういう傾向の人ってストレスやプレッシャーを人より抱えやすいんですね。
そして、リウマチの人はストレスを抱えると、それが如実に痛みになって現れます。
だから、人間関係や環境、仕事でストレスを抱えるといった場合は、できるだけそこから距離を置くように配慮することも痛みをなくす上では重要です。
たとえば、僕はリウマチになってから、仕事は業務的なものだけに限らず、ちょっと人間的に合わない担当者さんとの打合せなどもすべて部下に任せることにしました。(もちろん、結果がどうであろうと責任はこちらが持つという前提です)
また、つき合いなどは余程のことでない限りしないようにしましたし、これまで父子家庭できたので子供が成人した時にはみんなで相談して、それぞれ一人暮らしをするようにしました。(子供たちとの関係は良好ですけどね。会社を経営しながら、家事も、療養もっていうのはちょっと僕には難しかったんです;)
とにかく、自分自身(心)を軽く設定するように努めましたね。
考え方(習性)を変えるなら、生活習慣を変えなければいけません。
たとえそれが、仕事であろうと、身内であろうと、そこが根源となっているなら、それに対しては何がしかの手を加える必要があります。
自分を愛して、自分を解放して(ゆるして)あげる。
これができると、人の見方も変わります。
それをするには、まずは自分からです。
僕たちが考えている以上に、考え方っていうのはリウマチに大きな影響を与えているので、ストレスとの対峙の仕方も、この機会に是非うまくなってもらいたいと思います。
・ストレスの軽減はリウマチの軽減に直結する
・心を軽く設定できる環境を作る
・自分を愛し、解放する(ゆるす)
リウマチの痛みをとる方法 ⑦不安をなくす
最後に、リウマチを治す一番の方法を紹介します。
それは、「不安をなくす」ということです。
これは僕の経験上、一番重要なことです。
先ほど挙げた「リウマチになりやすい人の傾向」も元をたどれば、そこには何らかの物事に対する恐れが存在します。
「お金が無くなって、暮らしていけないんじゃないか」
「みんなから嫌われるんじゃないか」
「生きていけないんじゃないか」
「自分だけ遅れるんじゃないか」
「また攻撃されるんじゃないか」・・・など
何らかの恐れ、これらはすべて「不安」から来ています。
究極な話、人間の言動は、「不安」か「愛情」のどちらかでしかありません。
常に、この二択です。これしかないんです。
そして、強い不安が根源にある場合、自分は常に追い込まれて緊張状態にあります。
そのため、この状態では心は閉ざされ、体は硬直しやままなので病状が良くなることはありません。
でも、こういった不安は、何かの突発的な出来事や小さい頃のトラウマなどから潜在意識に刷り込まれてしまっているので、なかなか簡単には取り除けなかったりするんですね。
だから、焦らずにじっくり取り組んでもらいたいと思います。
とにかく、自分と「にらめっこ」する。
この時間がリウマチ改善には必要です。
僕は個人的には、「あきらめる」ということと「ゆるす」ということが、不安をなくすには有効なんじゃないかと思いました。
あきらめるって、一見悪い言葉に聞こえるんですが、実はそうでもないんですね。
日本語で「諦める」といえば、自分の願いごとが叶わずそれへの思いを断ちきる、という意味で使われるのが一般だ。しかし、「諦観(たい(てい)かん)」、「諦聴(たい(てい)ちょう)」といった熟語の「つまびらかにみる、聞く」にみられるように、「つまびらかにする」「明らかにする」が、本来の意味である。そして、漢語の「諦」は、梵語のsatya(サトヤ)への訳語であって、真理、道理を意味する。
と・・・調べてみたら、この通り。
仏教用語では、「物事が明らかになる様」を「あきらめる」と言うんです。
あきらめる(負けを認める)と肩の荷が下ります。
そうすると、全身から力が抜け、ある意味「無」になる。
たとえば、明日死ぬとわかったら、これまで大事にしてきたものがどうでもよくなったりしますよね。
それは、あきらめたからなんですね。
いろいろ必死になって悩みながら自分が守ってきたものでも、冷静に考えれば、さほど大事なものではなかったと、あきらめたことで初めて気がつくんです。
そして、本当に大事なものは何か? 自分は何のために生きてきたのか?が同時に見えるようになってきます。
そうすると、何もかも全部なくなったとしても、生まれてからこれまでこんな状況の中でも頑張ってきた丸裸の自分を見て「お~、なかなか頑張ったよなぁ」と認めてあげられるんですね・・・これが大事なんです。
自分で自分を認めてあげる。
そうすると、新しい気持ちでまた次の一歩が踏み出せます。
また、そうやって自分を認めてあげたら、今度は同時に自分をゆるしてあげることもしてください。
大なり小なり悪いことしていても、そんなことは誰でもあること。
完璧である必要なんてないわけです。
「大変だったな。でも、よくやったよ」とゆるしてあげて欲しいんですね。
そうすると、他人を見る目も変わるので、同じように許すことができます。
そうなって、はじめて人に感謝できるようになるんですね。
これらは、簡単に書いていますが、僕はメンタルの本を何冊も読んだり、催眠療法(ヒプノセラピー)のCDを聴いたり、専門家のセッションを受けたり、瞑想もしてようやくたどり着いた結果です。
だから、ちょっとやってみて上手くいかなくても、めげないでくださいね。
誰でも自分が変わる(腑に落ちる)瞬間は必ずきます。
それは、自分にとって最高のタイミングでやってきますから。
人生は何事も意味がありますからね。
自分にできることを続けたら、あとは安心してそのタイミングは宇宙に任せるようにしましょう。
そうすると、ある日突然、あなたにもきっとリウマチ卒業の扉が開きますからね^^
ということで、今日は「リウマチの痛みをとる7つの方法」について書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
たくさん書いたので、頭が整理できないかもしれませんが、まずは一つひとつ自分と照らし合わせてみてもらえたらと思います。
もちろん、こういった自分の取り組み以外にも、薬の服用や代替療法は各自いろいろ試してみてくださいね。
いろんな方向から対処していくことは大事なことですから。
僕も、一鍼堂という有能な東洋医学の専門家に出会えたことは、本当にラッキーだと思っています。
とにかく、千里の道も一歩から。
焦らずに何かひとつでも「ピン」とくるものがあれば、この機会に取り組んでみてくださいね。
では、あなたの病が一日でも早く良くなることを心より祈っています。
一緒に頑張りましょう!
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。