こんにちは!リウマチ完治へGOのひさのです。
僕自身もリウマチ改善への大きなカギとなった人間関係に関する悩み(思考)について書いてみたいと思います。
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リウマチ発症者に多い原因|人間関係の悩み
人間の悩みの8割から9割は人間関係だと言われています。
地球上に一番多く存在していて、言葉を喋り、共同生活をし、感情を持った生き物が人間だから当たり前と言えば当たり前なんですが・・・
ただ、カウンセリングやヒプノセラピーをやっていても、人間関係に端を発してリウマチになったという方が多いんですね。
そして、それが解決すると嘘のように症状がなくなった、軽くなったという方が少なくないわけです。
実際、僕自身もそうでした。
物事は原因があって結果があります。
だから、原因が解決すると結果は当然変わってきます。
人間関係は一歩間違えると非常に大きなストレスになります。
そして、このストレスを絶え間なくずっと抱えていると当然体に異常をきたしてきます。
リウマチは自律神経の乱れが原因で発症するというのはもう定説ですが、人間関係というストレスがあまりに強く絶え間なく続くと、それが強迫観念ともなり、ほんの小さなことでも過敏に反応するようになって交感神経が休まることがなくなります。
常に神経が逆立って、警戒体制に入っているわけです。
さらにその上に重労働や休みのない生活をしていると、本当に常に交感神経が優位に立って、副交感神経の出る幕がなくなってしまいます。
こうなると自律神経が正常に働かなくなって、その結果本来外からのウィルスなどを攻撃するはずの自己免疫が自らの関節を攻撃するという、異常な状態を生むんですね。
そして、悲しいかな一度こういう状態になるとなかなか元に戻せない。
自分の体験やこれまでのカウンセリング等の見地から考えても、これがリウマチが不治の病と言われている理由だと思います。
リウマチ改善へのカギとなる人間関係(ストレス)の解消
ということは、上記のことから考えると原因となっている人間関係(ストレス)が解消されれば、症状が消えたり、軽減されることになります。
しかし、事はそんなに単純でなかったりするんですね。
なぜなら、他人は変えることができないからです。
自分がいくら折れて仲直りしようとしても、相手がそんな感情を持っていなければ成立しません。
第一、病気を治したいからといって表面上だけ仲直りしても感情は解放されません。
しかも、それが親子や夫婦といった親近者だと永続的に続く関係なので、ぐちゃぐちゃにもつれた糸のように一筋縄にはいかない。
だから、厄介なんですね。
ただ、他人を変えることができないとわかっている以上、やることは一つなんですね。
それは自分を変えるということです。
これしか、状況を変える手段はありません。
全ての人間がスペシャルな人間であることを認識する
人は生きているうちにいろんな体験をします。
さらに各々能力も体力も姿形も違います。
だから、同じ体験をしても一人ひとり感じることは違う。
こういった条件下で体験することからその人の思考癖や習性、性格が出来上がっています。
つまり、似たような人はいても、誰一人として同じ人はいないわけです。
そう、一人ひとりがスペシャルな存在なんですね。
だから、他人を完全に理解するというのは到底無理。
他人に合わせるのはもっと無理ということになります。
これは例え親子でも同じです。
親が幼少の頃の出来事に何を感じたかなんて、その子供がわかるわけないんですから。
さらに、それぞれが過去の体験を通して生まれた感情を元に、物事の正当性や価値観を心に刻んでいるため、それぞれの「正義」や「幸福」「安全(危機)」「親切」といった定義も違っています。
こちらから見ればとんでもない悪動も本人にとって見れば、それが「正義」であったり、自身の「安全」や「幸福」につながる行為であり、「善」であったりするわけです。(赤ちゃんの時から悪人という人はいないわけです)
これは相手の過去の全てを見て、相手の立場で同じ状況を体感しない限りわからない。
だから、そういったことを無視して、自分の都合のいいように相手の変えようとしても無理なんですね。
リウマチの改善は相手に対する自分の答え合わせ
人間関係の問題の発端は、ほとんど自分の価値観が相手を判断する基準になっていることが原因です。
相手の立場に立たずに自分の価値観で事の良し悪しを決めている。
もし、相手の立場でこれまでの経験を知ったなら、「こんな感情になるのは当たり前だろうな」と理解できることも、自分の価値観が主体だと気づかないわけです。
だから、「もっとこれぐらいできるはずだ」と必要以上に相手に期待したり、「何でこんなことをするんだ」と頭にきたりするんですね。
ということは、相手を変えずに自分を変えるというのは「自分の価値観を変える」もしくは「自分の価値観で相手を判断しない」ということになります。
そのためには、まず少し距離を取って冷静になること。
そして、何よりも自分を許すことが先決です。
自分の中にある「こうあるべきだ」という基準や思いは過去の何らかの経験から作られています。
自分はこれまでそれを必死に守ってきた。
だから、それを守れない人を許せなくなります。
でも、実は他人から見れば、あなたが必死になって守ってきたことはそれほど大したことではなかったりするんですね。(過去では大変なことでも、少なくても今は)
この事実を知ることはとても重要です。
あなたは自分に厳しくずっと「こうあるべきだ」と努めてきた。
それしか生きる道はないと思ってきた。
それは本当に辛いことだった。
いっぱい我慢もしたし、しんどかったし、泣きたいこともあった。
ずっと「こうあるべきだ」と思って耐えてきた。
でも、それが人間関係を困難にしているのかもしれないなら・・・
これまで頑固にそれを死守するために頑張ってきた自分を許してあげるのです。
「だって、こんなことがあったからしょうがなかった」
「あの状況で自分を守るにはこうするしかなかった」
「これこそが自分で、これが自分の生きる道(方法)だと思っていた」
人間は常にベストな選択をしています。
たとえ他人から見て間違った行動でも、本人はその時その時最善だと思うことを選択して頑張っています。
だから、あなたはそんな頑張ってきた自分自身を「よく頑張ってきたね」と許してあげて欲しいんです。
そして、自分を許すことができたら、問題になっている相手の立場も徐々に理解することができるようになってきます。
そこで、初めて他人を許すことができるようになります。(だって、相手もあなたと同じで常にベストな選択をしてきているわけですから。現状には何か理由があるんです。)
いかがでしょうか?
自分の価値観を崩したり、フラットにしたりするのはアイデンティティーが崩壊しそうで怖かったりするのですが、本当に自分を許すことができると瞑想でもヒプノセラピーでも大体の人は自然に涙が出たり、嗚咽と共に号泣したりします。(それだけ耐えてきたんですね)
でも、そのあとは気分も晴れて、症状も軽くなるといった人が少なくありません。
実際、僕自身もそうでした。
僕の場合は、そういったことが全て完結して、リウマチを卒業することができました。
自分の経験から言うと、「リウマチの改善=答え合わせ」だと思っています。
自分の価値観、生き方の修正
人間関係の改善
食生活の改善
これらの問題にそれぞれ「正解」があって、その問題が解けた人から卒業するといった感じ。
カウンセリングやヒプノセラピー、また渡邊千春さんと行っている「リウマチ感謝!情報局♪」のアップグレードコースでも、リウマチ卒業者はみんなそうなんですね(それぞれこの1年で全部で7名が完治および寛解)
人間関係に関する問題は決して簡単な問題ではありません。
ですが、「自分を許す」ことができるかどうかは他人を判断する上で大きな変化となるので、これを読んで心当たりのある方は是非今後のヒントにしてもらえたらなと思います。
「ピッ」と思ったら、すぐ「パッ」と行動に移してみてくださいね。
では、あなたの病が1日でも早く良くなりますことを心より祈っています。
一緒に頑張りましょう!
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。