こんにちは! リウマチ完治へGOのひさのです。
今日はちょっといつもと違った趣向で^^
僕が、リウマチ療養中に行った旅行先で気付いたことについて書いてみたいと思います。
以前、このブログで出雲大社に行った時のことを書きましたが、それ以降(リウマチ発症して2年目から)僕は、気晴らしでちょくちょく旅行へ行くようになりました。
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出雲大社に向かう道中で「スーッ」と痛みが消えた前回の体験から、精神的な開放がリウマチ改善にはすごく効果があると感じたからなんですね。
まあ、療養期間って言っておきながら、ただ家でボーっとしているだけでは、逆にストレスも溜まりますしね。
出張のついでや3~4時間くらいのんびりとドライブで行けそうなところなど、療養期間中はいろいろ行きましたよぉ。
そんな中でも、特に印象に残っているのが鳥羽の答志島(とうしじま)。
海と温泉が楽しめるところがいいなと思って、伊勢神宮に行く前に寄って一泊することにしたんですが、ポツンと漁港がある以外はホントに何にもない;
島で出会う人も、ほとんどがおじいちゃんかおばあちゃん。
しかも、夜も8時を過ぎると周りは真っ暗。波の音しかしない。
コンビニもないんで、どこにも行けない。 ただ寝るだけ。
もう、完全に非日常空間でした^^;
でも・・・なんかねぇ、古~い昭和の時代にタイムスリップした感じって言えばいいのかなぁ。
朝、旅館から町を見ていても、何かのどかで癒されるんですよねぇ。
近所の人は顔を合わせれば、みんなニコニコ立ち話してるし、警官はいないのか、はたまた大らかなのか、原付はノーヘル二人乗りが当たり前。
学生は毎日船に乗って登校しているんだろうけど、全然面倒がったり、スレたりした感じがない。
それに・・・
出会った人の中で、誰もスマホ見てる人がいないんだよね。この島の人。
数十分に一度はスマホを見てる僕とは大違い。
これは、ちょっとしたカルチャーショックでした。
でも、これってこの島の人がおかしいんじゃなくて、僕の方が異常なんじゃないかって思ったんですよね。この時。
実際、気晴らしで旅行に来ているのに、その時の僕は心のどこかで帰ってからの仕事のことを考えたり、現状をどうしたら早く抜け出せるのか考えたりして、どこか焦ったり、不安がったりしていたんです。
常に何かに追われているというか・・・
その原因ってどこにあるのかなぁって考えてみると、その一つはスマホ(正しくは使い方を間違っている僕)にあると思ったんです。
他人のSNSの投稿を見て、病気で物事が進んでいない自分と比較したり、最短で簡単に楽に成功する方法がどこかにないか探していたり、将来のことでヤキモキしたり・・・
その結果、自分で自分にダメ出しをしていたりするんですね。
そんなことを毎日のように繰り返している。
それで、心が消耗しない方がどうかしてるってことに気づいたんです。
つまり、スマホを使っているようで、実はいいようにスマホに振り回されている・・・そういう自分がいたわけです。
便利だ、最先端だと言いながら、スマホを持っていないこの島の人たちの方がよっぽど幸せそうじゃないか。
外車も、大型バイクも、高速道路も、電車もないこの島の人たちの方が穏やかでニコニコしてるじゃないか。
これは、何か大事なものを忘れているぞ。きっと。
そう思った時、何だかそれまでの自分がバカバカしく思えてきました。
それからですかね。スマホとの関わりが変わったのって。
以前はどんな時もビジネスブログやFacebookの投稿をマメに更新してましたけど、気乗りしない時は「別にいいかぁ」って思うようになりましたし、スマホを何日も見ることがなかったり、半年間何も投稿しないってこともありましたしねぇ。
でも、おかしなことに、それでも僕の生活は何も変わらなかったんですね。
つまり、それまでは単に「もっと、もっと」って情報や評価を欲しがっていた自分がいたことに・・・自分の軸が別のところに移っていたことに、この島に来ることで気付けたんです。
これは僕にとって、すごく価値のあることでした。
何もないように思えた島が、実は一番大事なものを持っていた。
これまでと真逆の世界に来たことで、すっかり忘れていた大切なものをつかむことができた。
答志島での1日は、僕にとってそんな貴重な旅行となりました。
それからですかね。「あぁ、やっぱり旅は何かを教えてくれるな」って思いが強くなったのは。
だから、今では毎年どこかにふらっと行くようにしています^^
世界は広い。
だから、不安がらずに飛び立て! そして、世界を楽しめ!
僕を含めて、現状に悩んでおられる人にそんなことが伝わればいいなと・・・
今回はそんな思いで書いたブログでした^^
今日も最後まで読んでいただき、ありがとういございます!!
せっかくの人生。お互い目一杯楽しみましょう! では。
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。