こんにちは!リウマチ完治へGOのひさのです。
リウマチは体全体の関節が痛くなる病ですが、今回は膝関節に痛みを感じる時の条件と注意点について書いてみたいと思います。
Contents
リウマチ時に日常生活で膝関節に痛みを感じる行動と条件
僕がリウマチ時に日常生活で膝に痛みを感じて困ったのは、主に以下の条件と行動でした。
①階段や段差のあるところでの上り下り
②乗り物の乗車時
③同じ姿勢での長時間の作業
④トイレ
⑤地べたへの立ち座りの動作
どれも、ある程度膝を深く曲げる動作を必要とするものばかりです。
日常生活を送る上で、なかなかこれら全てを避けて通るのは困難なことですが、前もって痛みが発生する条件がわかっていれば、ある程度軽減することもできると思います。
では、それぞれの条件での注意点について書いてみますね。
リウマチ時は膝への衝撃を和らげる工夫を考えることが必要
まず、「①階段や段差のあるところでの上り下り」ですが、ここで一番問題になってくるのは、段差を下る時。
ハッキリ言って、上るより断然下る方が辛い;
特に段差の激しいところから下る動作は、足が下に着地した時点で膝に激痛が走ります@@;
これを、如何にやわらげることができるか・・・ここがポイントですね。
自宅や勤務先で段差の激しいところがあるなら、何か間にもうひとつ頑丈な木箱などを置いて段差を緩やかにするとか、階段は手すりを持って横向きになって降りるなど、膝への衝撃をできるだけ少なくするように工夫をしてみることをおススメします。
リウマチ時は膝が曲がった状態で長時間固定するのは避ける
「②乗り物の乗車時」と「③同じ姿勢での長時間の作業」は、どちらも長時間座って膝を曲げたままになっている状態のことを意味します。
たとえば、飛行機や新幹線での移動、車の運転、または同じ姿勢で作業するデスクワークや映画館、コンサート会場での観覧など・・・これらが上記に該当します。
こういった場合、座っている時には何も問題ないのですが、それらが終了していざ立ち上がろうとすると足が固まった状態になって動かず、無理に動かすと膝に痛みを感じたり、ひどくなると歩けなくなったりするんですね。
だから、デスクワークなど長時間座って作業する場合は、できれば定期的に立ち上がったり、マメに動かすなどするようにしてみてください。
映画館などは、前に座席がないところだと鑑賞中に足も延ばせるため、終了後も痛みは軽度だったのでおススメです。
車での移動は、長時間になる場合は事故防止のためにも定期的に休憩をはさんだ方がいいでしょう。
飛行機や新幹線の移動も、エコノミーなら1時間でもすぐに固まってしまうので、長時間乗るような場合は途中トイレに行くなどして動かす(ほぐす)ことも大事だと思います。
リウマチ時は無理に深く曲げる動作は禁物
最後に、「④トイレ」と「⑤地べたへの立ち座りの動作」ですが、こちらは膝を思いっきり深く曲げる動作を伴います。
トイレも洋式ならまだ問題はありませんが、和式なら最悪;
便意が限界で、和式しか空いていないといった場合以外は、極力使用しないようにしましょう。(男性は小は立ったままなので、大の時のみ注意してください)
基本的にリウマチになると、正座や屈伸運動はできないので、和式で一旦我慢して座り込んでしまうと次に立ち上がるのにかなりの苦痛を伴います。
手すり等があれば何とかなるかもしれませんが、それらがないと相当大変なことになるので注意してください。
洋式でも手すりがあると非常に動作が楽になるので、できるだけ外出時のトイレは「障害者用」があればそちらを利用する方がいいでしょう。
あと、座敷で座ったり立ったりするのも非常に苦労します。
知人宅や法要に招かれたりした場合は、失礼のないよう事前に事情を説明しておくこと。
また、居酒屋などに入る時は、事前にテーブル席が空いているかどうか確認してから入ることをおススメします。(僕は以前、接待で呼ばれたお店が座敷だったので、大変苦労したことがあります;)
※座敷の場合、座敷椅子があれば用意してもらいましょう。
他にも、先日このブログでも書いたように、布団よりベッドの方が膝の負担も軽くなるので、まだの方は一度検討してみてもいいと思いますよ。
とにかく、リウマチの場合、膝を深く曲げる動作はかなりの苦痛を伴いますので、なるべくそういったことがないように気を付けてくださいね。
参考記事↓
ということで、今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
何かの参考になれば嬉しいです^^
今はまだ大変なことも多いでしょうが、リウマチは治っている方もたくさんいます。
だから、絶対にあきらめないで取り組んでくださいね。
次はあなたの番ですよ。
一緒に頑張りましょう! では。
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。