ここからは前回の続きです。
訳の分かんない人は前の記事もよんでみてくださいね^^; こちら↓

リウマチ患者が気を付けたい落とし穴
一鍼堂で鍼治療を受け出して、だんだん状態が良くなり、「これで治る!」と思っていた矢先、大きな落とし穴が待っていました。
風邪をひいてしまったんですね。
今でもよく覚えていますが、ちょうど誕生日(2016年11月)を過ぎたころでした。
熱が出たんで、近くの内科を受診したんです。
その時に、処方された薬を飲んだら、その直後から一気に具合が悪くなったんです。
もうね。ベッドから全然起き上がれない。
トイレに行くのでさえ、拷問に思えるくらいまともに歩けなくなっちゃったんですね。
ホント人生終わって感じ。
あわてて鍼治療院に連絡して施術してもらっても、なかなか良くならないし、3週間後には長崎~愛媛~東京と4日連続の遠征での講演予定が入っていたので、あの時はマジで焦りました。
実に、この時の状態は完治までの3年間でもワースト3位に入るものでした。

風邪の原因もリウマチに起因していた
とりあえず、急に状態は良くならないので同じことを何度も繰り返さないように、まずは何が原因で風邪をひいたのか考えてみたんですね。
すると、心当たりがありました。
端的に言うと、頑張り過ぎなんですね。
鍼治療を受けだしてちょっと状態が良くなってきたところに、講演(仕事)の依頼がまとめて入ってきたんで、そのスライド作成や資料収集などを気合いを入れて夜遅くまでやっていたんです。
僕は何でも夢中になると没頭するタイプなので、集中してると部屋の温度が下がっているのにも気がつかないんですね。
で、気がついた時には体が冷え切って硬直しているような状態になっていた・・・そういうことを何日も繰り返してました。
今考えると、こういう誰かの期待に応えようと頑張り過ぎたり、真面目過ぎることがリウマチ発症にも関係しているんですよね。
ただ、当時はまさかこういう性質がリウマチにも起因しているとは、まだ思ってもみませんでしたが・・・
名医の助けで難局をクリア
とにかく、あの時の状態は最悪でした。
手は目一杯握っても、こんな感じ。

総合病院の血液検査もこの通り。

せっかく前月に0.16まで下がっていたCRPも2.13まで上昇。赤沈値も16mmから58mmに跳ね上がっていました;
でも、実はこれはかなり状態が良くなってきた頃の検査結果なんですよね。
だから、実際ピーク時はもっとひどい数値になっていたと思います。
これをここまで抑えてくれたのは、何を隠そう一鍼堂の林医院長でした。
通院してくる僕の状態があまりにも悪かったので、ある日を境に担当が医院長に変わったんですが、そこから2週間通い詰めることで劇的に状態が良くなったんです。
詳しくはこちらに書いているので、見てくださいね。↓

とにかく完璧な状態ではないにしろ、歩くのもままならなかった状態から4日間の遠征講演を無事こなすことができたのは、この林医院長のおかげ以外何物でもありませんでした。
1年目は完治へ向けての単なる序章
その後、鍼の効果で徐々に回復し、年を越して1月になった頃は、CRPが0.51、赤沈値は27mmまで共に下降。
何とか、日常生活もこなせるまでに戻ってきた・・・
と、ここまでが僕の最初の1年間でした。
医師の言葉にショックを受けたり、無駄に半年間を過ごしたり、鍼治療で急激に状態が良くなったり、風邪をこじらせて歩くことさえままならなくなったり・・・
もちろん、ここに書いていない細かなこともたくさんあって、この1年だけでも、実にいろんなことを経験しました。
でも、これはほんの序章。
実は、ここからがリウマチ完治に向けた本格的な探求の始まりだったんですよね。
ということで・・・
次からは2年目に起こったことを中心に、何を感じ、どんな取り組みをしたのかを一つひとつ掘り下げて書いていきたいと思います。
これからも、よかったら読んでみてくださいね。
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。