いろんな本を読んだり、徹底的にネットの情報を調べた人ならわかると思うんですが、リウマチはよい医師が見つかって、よい治療を受け、薬さえ飲んでいれば治るかというと、どうもそうでもないんですね。
実際、僕もいい医師に巡り合ったし、リウマチにいいと言われる薬ももらって飲んでいました(薬は一時中断していました)が、それだけでは症状の悪化は防げても、急激な改善や完治に至るということはありませんでした。
決定的に何かが足りないんですね。
一体、何が足りないのでしょう?
リウマチを完治させるのに不可欠な3つの取り組み
自分の経験から言うと、リウマチを治すのに不可欠な事は3つあると考えています。
それは、ズバリ以下の3つです。
① | 考え方、生活習慣の改善 |
② | 食事療法による体質改善 |
③ | 医師による治療および薬の投与 |
これが、僕がいろんな完治例や本、信頼できる医師から得た、リウマチを完治させるのに必要な条件でした。
実際、僕自身この3つが揃った時に完治(数値が平常値に戻る)しましたからね。
ほぼ間違いないと思います。
これを見てもらえればわかる通り、①②は医師やカウンセラーはアドバイスはできても手伝うことはできません。
この2つは自分でしか対処できないんです。
しかも、考え方や生活習慣、また食生活を変えるのは、人によっては結構難しかったりします。
人それぞれ長年の習慣や価値観、欲望があるので、なかなか変えられないんですね。
これが、リウマチの改善を難しくしている理由なんです。
何故リウマチは「不治の病」と言われるのか?
たとえば、せっかちな人や完璧主義な人がそれを変えるといっても、それほど簡単にはいきません。
また、ひどい仕打ちを受けて誰かを恨んでいる人が、それを許すなんてこともそう。
自分を安心させたり、人からの承認を得たいために自己犠牲をやめられないなんて人も・・・。
口で「わかった。じゃあ、やめる」って言っても、そう簡単に変えることはできません。
それらは、もう習性(癖)になってしまっているからなんですね。
でも、そういったことがある条件下で大きなストレスとなり、その結果自律神経のバランスが崩れ、それが原因でリウマチとして症状に現れていることが多いんです。
また、同様に食生活でも、甘いものやお酒、ファーストフードが大好きな人がそれをやめたりするのは結構大変です。
自分では意識がないのに偏食になっている人もいます。
そういった毎日の食事が原因で体質がおかしくなり、冷えを慢性化させたり、自律神経を刺激して痛みが治まらないようにさせているんです。
自分でしか原因が突き止められない
しかも、これらは個人差があります。
だから、どの部分を重点的に治すのかその人によって違ってくるんですね。

上記のように、完治にはどの要素も重要なんですが、その割合は人によって違います。
たとえば、僕の場合は「考え方、生活習慣の改善」が一番大きな要因だったので、この部分のアプローチが一番重要でした。

上記では、対比として「考え方、生活習慣の改善」が5割となっていますが、実感としてはこれが7割以上を占めていたといっても過言ではありませんでしたね。
このように、人によってはもっと食生活の改善が多くの割合を占める人もいるでしょうし、ほぼ9割が「考え方、生活習慣の改善」という方もおられると思います。
とにかく、人によってそれぞれ。
答え(正解)は完治した時、または大きく改善に向かった時にしかわからないんです。
リウマチ完治は自分の決意次第
だから、厄介なんですね。リウマチは。
西洋医学で原因不明とされているのも、このように個々人によって考えていることや傾向、癖、食生活などが違うため、その要因も複雑で多種多様になっているからなんですね。
だから、結論を言うと、リウマチは自分で治す病気です。
医師に頼っているだけでは改善はしません。
医者やカウンセラーはあくまで補助です。
あなたの症状の悪化を必死に食い止めてくれ、方向を示してくれる存在です。
ただ、どれだけ必死で改善に向かう治療や悪化を食い止める治療を施していても、肝心のあなたが考え方や生活習慣を変えなかったり、食生活を乱していては一向に改善に向かいません。
自分の努力なくして、完治は訪れないんですね。
でも、ひとたび「よ~し、自分で治してやる!」と決意して、丹念に取り組んでいけば、必ずゴールは見えてきます。
根本になっている原因を自分で考え、探し、医師などのバックアップを得ながら自分で改善する。
ぜひ、このスタンスで取り組んでみてください。
きっと、完治への道が開けますよ。

リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。