こんにちは!リウマチ完治へGOのひさのです。
今日は、リウマチと飲酒の関係について書いてみたいと思います。
リウマチは飲酒すると症状が悪化するのか?
お酒を飲むとリウマチは悪化するのか?・・・
これって、お酒が好きな人にとってはすごく気になるところですよね。
一日の疲れを癒す晩餐や気の良い仲間との飲み会は楽しいものですし、また人によっては仕事上での付き合いで飲む機会が少なくないといった方もおられます。
そういった楽しみや社交の場で登場する主役のお酒ですが、果たしてリウマチにはどうなのか?
僕が療養中に本やネットで情報を集めた時は、基本的にはリウマチにアルコールはNG。
理由は、飲酒をすると血液の流れが良くなるので、関節の炎症が悪化するためとのことでした。
確かに、一度僕も調子が悪かった時に仕事仲間と飲む機会があったんですが、翌朝起きると手が痛くて、赤くパンパンに晴れ上がっていたことがありました。
また、出張遠征が続いた時も、連日調子に乗って飲んだ結果、3日目の帰路に着く時は体の節々の痛みが増して、歩くのも辛いといった状態になったこともありました。
もちろん、その時の体の状態もあるので、これらが全てアルコールのせいだとは決め付けてはいません。
でも、悪化する要因としては少なからずあるというのは身を持って実感しましたね。
その後、僕の場合は、そういった苦い経験から、自然とアルコールは控えるようになっていきました。
リウマチ患者の飲酒の適切な量とは?
ただ、近年では少量であれば、リウマチの発症や進展を予防できるといった調査結果も出てきています。
以下がその調査結果です。
適切な量=アルコール10g以下(ビール1瓶の7割程度、もしくはワイングラス1杯程度)ならOKということなんですね。
しかし、翌2012年の米国リウマチ学会では、「大量のアルコール摂取はリウマチの進展に関連する」といった研究結果もあることから、上記以上のアルコール摂取は控える方がいいでしょうね。
合併症のリスクがあるリウマチ患者の飲酒
また、リウマチ患者が飲酒する際に注意しておくことがあります。
それが合併症なんですね。
薬を服用しながらアルコールを摂取していると肝臓への負担が大きくなります。
特にMTX(メトトレキサート)は、飲酒をすることで副作用としての肝機能障害が出る可能性が高まります。
*メトトレキサート服用時は飲酒はできるだけ避けた方が良さそうです。
また他にも、非ステロイド抗炎症薬や服腎皮質ステロイドによる胃潰瘍などの合併症や、動脈硬化に関連する心疾患の危険性も高まると言われているんですね。
いずれにせよ適量を超えたり、摂取頻度が高くなったリすると、リウマチの症状が悪くなるだけでなく、合併症も引き起こす可能性があるので注意したいところです。
ただでさえリウマチでキツイのに、その上に合併症なんて招いたらホント目も当てられませんからね。
お酒が好きな人は辛いところですが、ご自身の身体や心配をかけている人のことを考えたら、ここはやっぱり程々にしておく方がいいと思いますよ。
病気を治したければ、まずは体を労わらなきゃいけませんからね。
ということで、今日はリウマチと飲酒の関係について書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
ライザップじゃないですが、目標を達成するにはある程度自己節制も必要ですからね。
どうしても飲みたいといった時は200mlの缶ビールをチマチマと味わって飲むようにしましょう^^
では、あなたの病が一日でも早く良くなることを心より祈っています。
一緒に頑張りましょう。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。