総合病院の整形外科で関節リウマチと診断されて半年間は、「一生治らない不治の病」という言葉を聞かされたため思考が停止。
そのため、ただ薬を飲むだけの毎日を繰り返していましたが、ようやく「こんなんじゃ、俺の人生終わっちゃう。納得できない」と思い立ち、完治に向けて行動するようになりました。
そこからはネットでいろんな情報を収集。
そのひとつにリウマチ完治例をたくさん持つ鍼治療院「一鍼堂」があったんですね。
完治を目指す上で、医師と患者の間に不可欠なこと
初めて行った時のことは今でもよく覚えています。
何しろインパクトが強烈でしたからねぇ。
当時、本店が大阪の豊中にあったんですが(現在本店は大阪心斎橋にあります)、最初の印象は、
・場所(看板)がわかりにくい
・門構えや内装が独特の雰囲気でちょっと怪しそう
・受付の人が白衣に丸坊主の男性だったし、先生方もひげ面の方が多くてビビる
といった、治療院三重苦のようなものでした ^^; (上の写真は豊中院の玄関です)
ただ、それを軽く覆すようなものがそのあと待っていたんですね。
当時、僕の担当は新川先生という方だったんですが(途中から林医院長に交代)、まず最初の問診の段階で「あっ、この先生は僕のことをわかってくれる。リウマチという病気のこともよくわかってる」というのを感じたんですね。
僕がリウマチになった経緯は以前ブログにも書きましたが、これまでの総合病院の診療ではリウマチの原因をハッキリ伝えてもらえなかったんです。

その病院では半年前にも心筋梗塞を患って入院していたんですが、その時もすでにタバコを辞めていたのに「以前のタバコが原因」だとか、「栄養を見直しましょう」などピンとこない理由ばかり伝えられ、挙句の果てには「ストレスは関係ありません」と断言される始末でこちらの話は全く受け入れられない感じだったんですね。
地元では評判の病院で決してヤブではないんでしょうが、まあ僕らのような素人の言うことなんか聞いてられないって感じだったんだと思います。
だから、一鍼堂ではどんな感じで受け取られるのかちょっとドキドキでした。
・・・が、発症するまでの経緯を一通り話すと、新川先生は僕の話をじーっと聞いてくれ、「それはストレスというより、もう事故レベルですね。おそらく一番の原因でしょう。脳梗塞も心筋梗塞もすべて関係していると思いますよ」と言ってくれたんですね。
「あ~、やっとわかってくれる人に出会えた」・・・この一言で、僕はここで治そうと決めました。
『意識の共有』
これは病気を完治させる上で医師と患者の間に絶対に必要なことだと思います。
そこに信頼関係が生まれると患者も迷わずについていけるんですね。
まず、これが僕にとって大きかったです。
治療効果で前に進んでいるのを実感できるかどうか
また、施術レベルもすごいものでした。
まず、これまで僕が受けた鍼治療とは全く違ったものだったんですね。
これまでに何度か経験した鍼治療は、痛みのある個所に鍼を打つといったものだったのに対し、一鍼堂では痛みのある個所と全く別のところに鍼を打たれるんです。
そして、痛みはもちろん下手すると全く鍼を打たれた感じがしない・・・そういった施術でした。
でも、そのあとじっと横になっているとじわ~っと体の中のいろんな部分が動き出すんですよね。
体が熱くなるというか、体内の気が一斉に動き出すというか・・・
あれは何とも不思議な感覚でした。
結果もわりと早い段階から現れて、最初の3か月間で症状が徐々に良くなっていくのを実感できました。
何度か治療してもらった頃、一度だけ「あれ?もう完治したんじゃないの?」って思う日があって大喜びしたのを覚えています。
まあ、次の日にはまた痛みが出ていたのでガックリしましたが・・・(_ _)
ただ、確実に良くなるという手ごたえ(希望)がつかめたのは僕にとって大きかったですね。
確かな技術と多くの実績があるところ 「本物」を探せ!
もっとも、こういった衝撃はまだ小さな方で、1年後に林医院長に担当が変わってからはもっとビックリするようなことがありました。
ナント、林医院長の施術は鍼を打たずに触れるだけで、体の中のいろんな部分が動きだすんです。
もちろん、必要な場合は鍼を打たれますが、僕の場合は1回の施術でせいぜい1本打たれるかどうかといった感じ。
あとはただ手で触るだけ。
まさに『神の手』といった感じです(@@;)
これまでも完治するまでの間にメヌエール病になった時などは1回の施術で治してくれましたし、軽い耳鳴りや風邪を引いた時などは施術した帰りの時間で治っていたりするので、本当に驚きの連続でしたね。
人間的にも個性的で面白い方ですし、最初に訪問した時に感じた独特の怪しさ(笑)もその感性の鋭さやその個性が建築や院内の置物など細部にこだわりを表現させているためだと、今ではよく理解できます。
まあ、本物の人によくある、変わり者だってことです(尊敬と親しみを込めて 笑)
今は大阪の心斎橋に本店を構えておられ、全国からうわさを聞きつけ患者さんが来られています。
ホームページを見てもあれだけの完治例があれば、それもうなづけますね。
このブログで何度も言っていますが、リウマチは多角的な面で改善が必要なので、いい医師と巡り合うこともとても重要なんですね。
自分の深い内省と専門家の知識や技術。
これがリウマチ完治に欠かせません。
そういう意味でも、僕はこの医院にすごく助けられました。
ホント、感謝しています。
これを読んで「ピン」と来られている方は、是非一度施術を受けて見られたらいいと思いますよ。
この記事があなたの参考になれば幸いです。

リウマチで悩む方に何か少しでも役立てればと思い、自身がリウマチ闘病の3年間で経験した完治までの経過や効果のあった治療法・失敗例、また参考になった情報、勇気づけられた言葉などを一つづつ公開していきます。あなたが少しでも改善されることを祈って。